
お金持ちの家の前にあるその店の中はおしゃれっ子のたまり場だった。奇抜な格好をした若者やファッション紙から飛びだしてきたかのような颯爽としたおばさん達。みんなおもしろそうなものを食べている。いつもの如く難しいメニューだったので「これ」と指を差して注文したので名前は分からない。一番最後にやっと到着したのがこれ。わーい戦艦海老号だ!
この誇らしげな姿。長門級のこの艦は40cm砲を2門装備、常に侵水しているのが特長の新型艦だ。
「おいしいおいしい」そんな風に食べていた。
だが次の一言で事態は一変した。
向かいの女の子が、
「それ、あたしの」
え?
あなたはそれを食べてるじゃない。
ドラえもんが好きだからって何もいきなりジャイアンの真似しなくても。

あー、いや、そういえば確か彼女はオムライスを注文してたような。
この戦艦海老号ってオムライスっぽいね…。
じゃあ、それが本当の自分の食事!
ハンペンみたいな食べ物だとかいう…。

あー良かった奇跡が起きて。1050円
なんて、目を剥き出しにしたニラミに耐えながら食べるハメになったわけだけど。
(絵の方がまだかわいい)
「これ卵なのに白いって不思議。変ったオムライス♪」なんて言いながらパクパク食べてたのに。
知らぬが仏だったら良かったけど、このブログ的にはありがとう。






















